6年間の小学校生活で一番身近なアイテムになるランドセル、購入して後悔したくないですよね。
我が家は土屋鞄のランドセルを選びました。
「実際に使ってみて後悔したことはある?」と言われると細々としたポイントはあるものの、土屋鞄のランドセルを選んだことは全く後悔していません!
シンプルで美しいデザインやカラー、細部まで丁寧に作られたランドセルで目にするたびに嬉しい気持ちになるので土屋鞄ランドセルにしてよかったと思っています。
小さい、重い、価格が高いなどの購入前に気になるポイントや、逆に土屋鞄ランドセルにしてここがよかった!というポイントについて、購入して実際に使ってみて感じたことを正直にレビューしていきます。
ランドセル選びの参考になれば嬉しいです。
土屋鞄ランドセルを選んで後悔はある?我が家のエピソード
土屋鞄のランドセルを選んで「やっぱり他のランドセルにすればよかったな……」と後悔したことは、今のところ一度もありません!
逆に「土屋鞄ランドセルってどうなんだろう、ちょっと気になるな」と思っていて一度も試さずに他のランドセルに決めていたらずっとモヤモヤしてただろうなと思います。
我が家は2024年入学の息子に、2023年の5月頃からランドセル選びを始めて3〜4つほどのメーカーを試して悩んだ末、7月に「さすがにそろそろ決めないと!」ということで土屋鞄ランドセルの名古屋店を訪問してその場で「これがいい!」となり決定しました。
土屋鞄ランドセルの購入前に気になっていたこと
土屋鞄ランドセルってよく聞くし「こだわったランドセルなんだろうな」というイメージはあったけど、イマイチすぐには手が伸びなかったのには理由があります。
- 高価すぎる?
- いかにも「こだわってる人」というイメージ
- 重そうだけど大丈夫?
高価すぎる?
個人的に「土屋ランドセルといえば高級!」という印象。
6年間使うので途中でボロボロになってしまうようなものはもちろん避けたかったですが、同じような工房系メーカーでももう少しお値段抑えめなランドセルもあるようで「土屋鞄というブランド料がだいぶ乗ってるんじゃない?」というひねくれた目で見てました。
実際にいろいろと見てみると土屋鞄ランドセルが特別高いというわけではないです。
他に検討したオオバランドセル、市川鞄広などのデパートで取り扱うブランドと同じくらいの価格帯。(牛革モデルで8万円前後)
ラン活を始める前は予算6万円くらいかな〜と思ってましたが、いいなと思うのは大体8万円くらいするなと思うと価格的なネックはそこまでないなと感じました。
いかにも「こだわってる人」というイメージ
土屋鞄ランドセルを選ぶ人ははじめから土屋鞄ランドセルに決めていて早々にラン活を終わらせている人が多い印象です。
どのランドセルにするか決めた?という話をするときに「うち土屋」「あ〜、土屋鞄!すごいね!」という一連の流れに乗るのがちょっと嫌だなというか。(ひねくれてますね)
もっと知名度は低いけどちょっと一味違うランドセルを出してるメーカーがあるんじゃない?他のも見てみてから決めたいなという気持ちも大きかったです。
実際見てみて「決め手がないな」もしくは「ここのところがもうちょっとこうだったらいいのに」という気になるデザインがある場合が多く……
土屋鞄ランドセルを見たときはその『ちょっと引っかかるところ』が全くなかったんです。
シンプルだけど美しいデザイン、色合い、細部のつくり、このランドセルを子どもに背負わせたいなと決め打ちする人が多いのも納得でした。
重そうだけど大丈夫?
2023年はモンベルやファミリアなどからランリュックに分類されるような軽量ランドセルが発売されたり、小学生の通学鞄の軽量化がどんどん進んでいるように感じました。
そんな中で土屋鞄のランドセルは皮製品メーカーなので牛革の製品が中心で重いイメージがありました。
ランリュックまでは行かないまでも各ランドセルメーカーが軽量モデルを出しているなか、土屋鞄ランドセルは特別軽量なモデルはありません。
ここはそれぞれのご家庭の考え方だとは思いますが、まぁランドセルって重いもんだよねと……
ランドセル選びをしている年長さんの身体にはかわいそうなほど重いのは確かですが、実際に持ち比べてみて200〜300g軽くなったところでそれほど変わらない(どちらにしても重い)と感じたし、そもそも素材でみてみると土屋ランドセルが特別重いというわけではないです。
結果、土屋鞄ランドセルを選んで後悔はないです
はじめから「土屋鞄がいいな」と思っていた方と比べるとだいぶ遠回りしましたが、いろんなランドセルを試してみてから土屋鞄ランドセルに決めたことで結果的に後悔ないランドセル選びができたと思います。
土屋鞄ランドセルにしてよかった〜!後悔はないです。
次に、土屋鞄ランドセルにしてよかったと思うところを詳しく書いていきます。
土屋鞄ランドセルにしてよかったと思うところ
土屋鞄ランドセルにしてよかったなと思うところは大きくこの4点です。
色がきれい
土屋鞄ランドセルといえば他のランドセルにないこだわった色づくり。
自然からインスピレーションを得た色展開もあり、ラベンダー、ピンクといった派手になりがちな色も6年間違和感なく使えるような絶妙な色合いなので親子とも満足できる色選びができると思います。
我が家は「ネイビーじゃなくて青がいい!」という息子の希望にあわせて、ディープブルーを選択。
親が「うっ!」となるような激しい色はそもそもないので青色のラインナップの中で比較して安心して選ぶことができました。
細部まで丁寧なつくり
ここ大丈夫かな?と不安になるような箇所が全くない、細部まで丁寧なつくりです。
ミシンと手縫いによる丁寧な縫製、特に傷みやすい部分には様々な工夫がほどこされていて6年間安心して使えるような丈夫なつくりになっています。
6年間無料修理保証がついている
土屋鞄のランドセルは小学校を卒業するまでの6年間、無料修理保証がついています。
こちらの過失でついてしまったような傷も対象になり、修理期間中は別のランドセルを貸し出してくれるので安心です。
大事に6年間きれいな状態でランドセルを使ってもらいたいという想いとものづくりへの自信が伝わってきます。
余計な装飾や機能がない
土屋鞄のランドセルはどのモデルもとてもシンプルで余計な装飾や機能がついていません。
試着したランドセルはどれも自動でロックがかかる仕様になっていましたが土屋鞄ランドセルは手動。不便かな?と思いましたが特に気にならないし、壊れるおそれのある機構がないので逆に安心感さえあります。
土屋鞄ランドセルで後悔しがちなポイントをレビュー
土屋鞄ランドセルを選んで「後悔した」と言われることのあるポイントを5つ挙げます。
購入してから、実際に使ってみて「ここはちょっと……」という部分も多少あったので紹介します。
- 小さい
- 重い
- ポケットなどの使い勝手がイマイチ
- 価格が高い
- カラーやデザインが子どもの好みと合わない
重い
各メーカーから軽量ランドセルがいろいろと出ているなか、土屋鞄ランドセルはどのモデルもそれなりの重さがあります。
モデル名 | 重さ |
RECO | 1,290g前後 |
アトリエ | 1,220g前後 |
コードバン | 1,490g前後 |
牛革 | 1,340g前後 |
クラリーノ | 1,130g前後 |
教科書や筆箱など荷物を入れるとさらに重くなるし、特に1年生のうちは通学時の負担が心配になりますよね。
ただ、土屋鞄ランドセルは「特別軽量のモデルが出ていない」というだけで他社メーカーと比べても同じ素材であれば特別重いというわけではないです。
また、立ち上がり背カンとS字形の肩ベルトで背負ったときの重みと身体への負担が軽減されるよう工夫されたつくりになっているので手に持ったときにずっしりくる重さでも背負ってみると意外と軽く感じます。
ポケットなどの使い勝手がイマイチ
土屋鞄はどのモデルもとてもシンプルな構造になっていてポケットや側面のフック類など必要最低限のものしかついていません。
前面のポケットは上部のみファスナーで開くようになっていて、他メーカーではここがコの字型に大きく開くものもあったりするので比べると収納量も少なく使い勝手がやや悪いです。
また側面には右側にフックが1箇所、左側にDカンがあるのみ。
「左右に巾着などの荷物をひっかけたいのに」
「左利きなのでフックにかけづらい」
などの口コミが見られました。
他メーカーのランドセルは前面のポケットや側面のフックなどに使いやすい工夫がされているものも多いので、比較するとシンプルすぎて物足りないと感じる場合があるかもしれません。
逆に言えば、余計なものがついていないすっきりとしたデザインの美しさは土屋鞄ランドセルならでは。
前面のポケットに入るのはポケットティッシュと一応持たせているマスクくらい。マチがないので思ったより何も入りません。笑
土屋鞄ランドセルのフックはこんな感じ。
子どもにもほどよい力加減で巾着のひもなどをかけやすく、外れにくい仕様になっています。
金具がランドセル本体に当たって傷まないよう革が当ててあります。
個人的にはフックが少なくて不便に感じたことはないです。
価格が高い
購入を決めたあとに他のランドセルの値段を後から知って「こんなに安く買えるランドセルがあったんだ」と思うと後悔してしまう人もいるかもしれません。
土屋鞄ランドセルで人気のモデルの価格帯は8万円台。人工皮革クラリーノ・エフのモデルは6万5,000円で手に入るので私は「想像していたような手が出ないほどの価格帯ではないな」と感じました。
このあたりはご家庭ごとの予算や方針などあると思いますので、高すぎると思う場合はもう少しお手頃なメーカーのランドセルの価格感も見ておくと納得して購入を決められると思います。
デパートなどのランドセル売り場に置いているメーカーのものは大体同じくらいの価格帯。
同じ工房系メーカーでももう少しお手頃な価格帯のものもあったりします。
カラーやデザインが子どもの好みと合わない
実際に背負う子どもたちにとってランドセルで一番重要なポイントは「色」ですよね。
幼稚園のお友だちママさんや親戚にあったときに聞かれるのは「ランドセル何色にしたのー?」
子どもにとっては自分が選んだ気に入った色のランドセルで小学校に通うっていうのが楽しみになっているようでした。
ランドセルを選ぶ年長さんの頃は「今の好きな色」が結構はっきりしていて、我が家では「紫色がいい!!」と言っていてなかなか頭を悩ませました……
紫色というと女の子向けのラベンダーカラーしかほとんど選択肢がなく途中から「青色にする」と方向転換して無事に息子の気に入った色を選べたのでよかったんですが、お子さんの希望のカラーが土屋鞄ランドセルのなかにはない可能性もあります。
また、男の子の好きそうなラインが入っていたり女の子向けのリボンや刺繍が入ったデザインのランドセルもあるので他のランドセルを見て「このランドセルがいい!」となる場合も。
そんななかで親の好みを優先して土屋鞄ランドセルを選んでしまった場合に、お子さんが「もっとこんな色・デザインがよかったのに……」となってしまうと後々お子さんの希望を聞いてあげればよかったと後悔することもあるかもしれません。
土屋鞄ランドセルを選んで後悔はある?
「土屋鞄ランドセルを選んで後悔したか?」に対しては、個人的にはトータルではとても満足しています。
息子の「青くてかっこいいランドセルがいい!」という希望と、親の「デザインが美しく、6年間安心して使えそうな高品質なランドセル」という希望をバッチリ満たしてくれた土屋鞄のランドセル。
という感じで、我が家は奥行きが狭いタイプを選びましたが使用に問題があるほど小さいというわけでなないので、奥行きタイプ2種類の違いを理解して選んでもらうといいかなと思います。
その他の「重い」「使い勝手が悪い」「値段が高い」という気になるポイントについても、土屋鞄ランドセルの良さ・満足感が余裕で上回っているので本当に選んでよかったです!
後悔のないランドセル選びの参考になれば幸いです。
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